ガンダムを観たことない人にこそ観て欲しいガンダム3作品

私は自他共に認めるガンダムオタクいわゆる「ガンオタ」です。

小学生の頃にガンダムと出会ってから数十年ずーっとガンダム大好きです。


ガンダムを観たことのない人たちは皆口を揃えて、





「ただのロボットアニメでしょ?」




と言います。

私は言いたい。そこに正座をしろ。


ガンダムはただのロボットアニメではありません。

ガンダムは戦争の悲惨さ・複雑に絡みあう人間模様・命の尊さを教えてくれます。


またガンダムはいわゆる正義VS悪の構図で物語が描かれていません。

敵も味方も双方に主張があり、見方によってはどちらも正しいのです。これぞ戦争。


そんなガンダムにもいくつものシリーズがあり、コミックまで含めると数え切れないほどです。

ということで、何十作品もあるガンダムの中でも初心者でも取っつきやすい珠玉の3作品を紹介したいと思います。


戦争の生々しさ随所に描かれている「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」


第08小隊は『機動戦士ガンダム』とほぼ同時期を描いた外伝作品。制作当時の他のガンダムシリーズ作品と比べると、戦場の生々しさやリアリティを追求した描写が特徴的 である。そこに、理想に燃える青年士官 シロー・アマダが主人公として登場することで、戦争の現実とかけ離れた彼の人物像が強烈な印象をもって対比されている。シローは 軍務・倫理・色恋のはざまで迷走し[2]、「リアル」なのは兵器のメカニック描写や戦闘のみ[3]とされ、作品自体は中村雅俊の学園青春ドラマの戦場版を想定したとのことである[4]。


個人的に全ガンダム作品中最もリアルに戦争を描いている作品だと思います。

話はほとんど東南アジアが舞台となっています。むっちゃ戦争っぽい。


そんなリアルさに相反して主人公シロー・アマダは暑苦しいほどの熱血漢。

配属された第08小隊で隊長となったシローの訓示は「自分が隊長である限り、誰も死なせない!」という暑苦しいもの。ちなみに隊員たちに失笑されています。


戦争のリアルさ×主人公の暑苦しさ


が、この作品の魅力です。かっこいいですよ。


まさしく漢の戦い「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」


作品タイトルの「0083」とは宇宙世紀0083年を指し、『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀0079年と、当時すでに放映済みであった『機動戦士Ζガンダム』の宇宙世紀0087年の間の出来事が描かれ、両作品間の空白を埋めるストーリーとなっている。OVAリリースの途中で再編集による劇場版の製作が決定し、シリーズ後半では大画面に耐え得る素材とするために、映像のクオリティがさらに上げられた。


冒頭でガンダムは正義vs悪の構図ではないと書きましたがまさしくこの作品はそれ。

主人公コウ・ウラキの所属する地球連邦軍とライバルであるアナベル・ガトーの所属するデラーズ・フリートの戦いを描いた作品です。

コウの所属する地球連邦軍は一見正義のように見えますが、話が進むにつれ



「あれ・・・こいつら悪じゃね?」



と思えてきます。

南極条約で禁止されている核兵器を搭載したMSを作っちゃったりしながら、地球連邦軍徐々には組織として腐敗していくのです。


そして紛争終結後、作品の最後で主人公たちはティターンズという新しい組織に属します。

ティターンズとは後の「機動戦士Zガンダム」で主人公陣営であるエゥーゴと敵対する組織です。

つまり0083で味方だったキャラクターたちは後の作品では敵として描かれているわけですね。

敵と味方が見事にひっくり返っています。これぞ正義vs悪という単純なお話ではない証拠。


個人的にガトーの戦死シーンは何度見ても泣きます。これぞ男の死に様です。


見終えた後にタイトルの意味が分かる「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」


機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』(きどうせんしガンダム ダブルオーエイティ ポケットのなかのせんそう、英題: MOBILE SUIT GUNDAM 0080 War in the Pocket)は、1989年発売の『ガンダムシリーズ』OVA作品。全6話。略称は「0080」、で通称は「ポケ戦」(ポケせん)。
それまでガンダムシリーズを手がけてきた富野由悠季以外が監督した初の作品である。また、一連のガンダム作品の中で最初のOVA作品でもある。


個人的に最も泣けるガンダム作品です。

こんなに悲しい作品があるでしょうか。この作品の悲しさを簡単に伝えますね。(ネタバレ注意)


地球連邦とジオン公国軍のお話。

舞台はその両方にも属さない中立コロニー「リボー

連邦が新型モビルスーツ「アレックス」を開発しリボーに運ぶ

ジオン軍のバーニィがそれを調査しようとリボーへ

リボーでのスパイ生活の中で11歳の少年アルと彼の幼馴染クリス(美人)と出会う

クリスと互いに好意を抱くようになる

そんな折、ジオン上層部がクリスマスの日に「アレックス」もろともリボーを核ミサイルで攻撃する作戦を企てる。

核攻撃を止めさせるためバーニィは愛機ザク改で「アレックス」との直接対決に臨む。

決戦の日、アルは核ミサイルを搭載した敵戦艦が連邦軍に破壊されたことを知る。

もう戦う必要がなくなったことをバーニィに伝えようと走るアルだが、コクピットを貫かれて爆散するザク改と大破したアレックスから助け出されるクリスの姿を目撃してしまう。


というお話。

バーニィは戦う必要が無くなったことを知らずに、アルとクリスが暮らすリボーを守るために、自分が思いを寄せるクリスの手によって戦死してしまうんですね。


涙ちょちょぎれです。


いかがでしたでしょうか。

ちょっと興味をもっていただけたでしょうか。

自分で書いといてガンダム熱が沸騰してしまったので、今からゲオに行ってきます。

では。


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